取引のリスク管理

有効比率

付合せ時間中、マーケットは絶えず動いておりますので、リスク管理が非常に大切になります。そのため本取引では、相場の変動による多額の損失を未然に防ぐために有効比率を用いたアラート、ロスカットの設定があります。あくまでも一手段ですのでお取引する際のリスク管理はご自身で行ってください。

ロスカット
有効比率
有効証拠金額
現在のポジションをすべて決済した場合の残額です。証拠金預託額に為替差損益予定額、SP相当額(SP予定額+未決済SP)、評価損益を加え、未払手数料、未収手数料を差し引いた額です。
必要証拠金額
ポジションを維持するために必要な証拠金です。各通貨の証拠金基準額に建玉枚数を乗じた額です。

アラート ※任意設定

お取引開始後にお客様ご自身が任意で数値を変更できます。システムのデフォルトは有効比率の150%となっています。

追証アラート ※有効比率150%

朝の追証判定時に有効比率が150%を下回ると、注意喚起の電子メールで通知いたします。

追証(証拠金不足) ※有効比率100%

朝の追証判定時に有効比率が100%を下回ると、電子メールで通知いたします。
当社での追証(証拠金不足)の取り扱いは下記の通りとなります。

抵触条件
  • ① 1日の取引終了後に値洗いを行い、有効証拠金額がポジションを維持するための必要証拠金額を下回った場合。
  • ② ①には抵触していないが未収手数料が発生した場合。
判定時注文取消し
  • ① プレオープン時に新規注文を取り消す。
  • ② 決済注文は取り消されない。
抵触中の状態
  • ① 新規注文は禁止。
  • ② 決済注文は可能。
解除条件

次の①~⑤のいずれかを満たす場合に解除。

  • ① 現在証拠金不足請求額以上の入金で、銀行の窓口若しくはATMをご利用になる場合、当社の銀行口座で15時30分までに着金を確認できた場合。(一部入金不可)
  • ② 現在証拠金不足請求額以上の入金でクイック入金をご利用になる場合、16時59分までにお客様の取引口座に証拠金預託額として反映された場合。(一部入金不可)
  • ③ お客様自ら全ポジションを決済した場合。
  • ④ 強制決済により全ポジションが決済された場合。
  • ⑤ 翌日の日次処理で未収手数料が解消された場合。
強制決済

17:00時点で解除条件が満たされていない場合、17:00以降に全ポジションが強制決済される。

証拠金

ロスカットアラート ※有効比率75%

有効比率が75%を下回ると、注意喚起の電子メールで通知いたします。

ご注意

※ ロスカットアラートのチェックは取引時間中に随時行われます。

※ 取引は継続されますが、有効比率がさらに低下した場合、ロスカットが執行される恐れがあります。

ロスカット ※有効比率50%

当社でのロスカットの取り扱いは下記の通りとなります。ロスカットのお知らせは電子メールで行います。なお、メールに約定値段は表示されません。

抵触条件

有効比率が50%を下回った場合。

判定のタイミング

ロスカットのチェックは通常1~5秒程度の間隔で、対円取引の付合せ開始時刻から付合せ終了時刻まで行われます。

  • ※ ロスカットの場合も通常の手数料が適用されます。
  • ※ 銀行の休業日等に当たりますとご入金できなくなることも考えられます。ご入金できない状態にあってもロスカットは執行されます。
  • ※ 弊社において、不足分入金確認以前でも相場変動によりロスカットが執行されます。
  • ※ お取引口座にロックがかかっている状態でもロスカットは執行されます。
抵触中の状態
  • 新規注文、決済注文ともに禁止。
解除条件

次の①②両方満たす場合に解除。

  • ① ロスカットにて全注文が取消された場合(※1)。
  • ② ロスカットにて全ポジションが決済された場合(※2)。

※1 対円取引、クロスカレンシー取引両方を含む複数通貨を保有し、クロスカレンシー取引の約定付合せ時間外にロスカットに抵触した場合、対円取引だけは即時に注文が取消され、クロスカレンシー取引については翌営業日のプレオープン開始後に注文が取消されます。

※2 対円取引、クロスカレンシー取引両方を含む複数通貨を保有し、クロスカレンシー取引の約定付合せ時間外にロスカットに抵触した場合、対円取引だけは即時にポジションが決済され、クロスカレンシー取引については翌営業日の約定付合せ開始後にポジションが決済されます。


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