外国為替!FX?- 為替の基本を知ろう!

知りたい!為替

テレビニュースから流れてきたり、新聞などでもよく目にするけれど、わかったようでいて、わからないこの言葉。「為替」をひと言で説明するなら、「お金を交換する」ということになるでしょうか。

「為替」の頭に「外国」という言葉がつくと、異なる国の通貨、たとえば、アメリカのドルと日本の円を交換するということを表します。

現金を輸送せずにお金を移動する「為替」という仕組みは、とってもシンプル。

あまり構えず、難しく考えずに私たちの身の回りから聞こえてくる「為替」という言葉に耳を傾けてみませんか。



テレビで見る為替

ニュース番組で「現在の為替と株の値動きは…」とのアナウンスがかならず流れますね。

私たちは、テレビを見たり、新聞を読んだりするだけで
特別なことをしなくても、
ドルが今いくらしているのか、その「値段」を知ることができます。

ところで、テレビ画面に表示される「米ドル118.15 - 118.20」の数字。

これって、どんな意味なのでしょうか。

これは、米ドルの「買値(かいね)」と「売値(うりね)」

つまり、円と米ドルの交換レート(為替レート)のこと。

たとえば、私たち(投資家)がこの値段でドルを取引するなら、
これは118円20銭で1米ドルを買うことができることを表しています。また、118円15銭で1米ドルを売ることができることを表しています。

身近なところで、簡単に目にすることができる「為替」の値段。

だから、外国為替を取引していなくても、
「ドルが高いね。」なんて話題が、日常の会話に上ったりします。

知らず知らずのうちに、「為替」は私たちの生活に浸透しているのですね。

海外旅行と円高

憧れのニューヨークで、ミュージカル三昧。
はたまた、セントラルパークでのんびりと。
いえいえ、やっぱり五番街でお買い物でしょ。

さて、ニューヨークに行ったなら、何をするにも「米ドル」が必要ですよね。
財布から日本円を出しても、チケットは買えませんし、ハンバーガーも食べることはできません。

では、どうしたらよいのでしょうか。

海外に出かける前に、銀行などで円をドルに換えます。

このとき、ちょっと「為替レート」に注目。

その日の円と米ドルの交換レート(為替レート)が1ドル125円だったとします。
おこづかいの予算が10万円だとしたら、このときあなたが手にする米ドルは、800ドル。
たとえば、交換レートが1ドル100円のときに換えると、1000ドルもらうことができます。
(手数料は考慮していません)

円でドルがよりたくさん買えるようになる。これが「円高」(米ドル安)ということ。

10万円で800ドルより、おこづかいが1000ドル使える方がもちろんいいですよね。

つまり、海外旅行に行くなら、
「円高」のときが、お得。

おこづかいをドルに換えるときは、
テレビのニュース画面に写し出された

118.50−118.55

の右側の数字が

118.00−118.05

と小さくなったときの方がお得ということです。

海外旅行に行くときは、誰でも「為替」が気になりますね。

自動車輸出とドル高

日本の国内で作った自動車。
これらをアメリカに輸出した日本の自動車メーカーは、米ドルで代金をもらいます。
これを日本国内で給料として従業員に支払ったり、工場を増設するなど設備投資に使うためには米ドルを日本円に換えなければなりません。


このとき、円と米ドルの交換レート(為替レート)は、118.15-118.20。
仮に、1億ドルを販売代金としてもらっているとしましょう。ドルの売値は左側の118.15ですから、
日本円にすると、118億1500万円の販売代金が自動車メーカーの手元に入ります。

円と米ドルの交換レート(為替レート)が119.00-119.05になったとき、
ドルを円に換えたら、119億円となりますね。
(手数料は考慮していません)

ドルで円がよりたくさん買えるようになる。これが、「ドル高」(=円安)。

だから、自動車メーカーの収益は、「ドル高」になったほうが伸びるのです。

「為替」のシステムは、こんなところでも活用されているのですね。

為替の風を感じて

外国製品を買ったり、外資系企業が提供するサービスを
まったく利用しないで生活することはできないように、
私たちは毎日、世界中のさまざまな国とかかわりながら暮らしています。

世界の国々を旅するとき、
日本で作られた自動車が世界中へと輸出されていくとき、

そこには目には見えないけれど、
かならず「為替」というシステムが働いています。

私たちのすぐそばには「為替」という風が吹いているのです。

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